2012/11/01

売り家と唐様で書く三代目 (557)

読み: うりいえとからようでかくさんだいめ
初代が苦心して築いた財産も、三代目となるとぜいたくに慣れ、遊芸などに凝って持ちこたえられず、家屋敷までも手放すようになる。その売り家の札も、中国風のしゃれた書体で書いていることから、奢侈(しゃし)に流れ、商売をおろそかにしたことが察せられる、という川柳。

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