2012/10/30

竜を画いて睛を点ず (4519)

読み: りゅうをえがいてひとみをてんず
竜を書いて最後にひとみを書き入れて生き生きとした趣を与えることから、ちょっとした文句や物事によって、全体が引き立ち活気づくこと。また、肝要な一点に手を加えて、物事を完全にすること。最後の仕上げのこと。唐の張僧ヨウ、という絵の名人が、竜を画いて最後にひとみを書き入れたところ、その竜が天に上ったという「水衝記」の故事による。

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