2012/10/31

錦を衣て夜行くが如し (3038)

読み: にしきをきてよるいくがごとし
昼ならば晴晴しく見える錦の衣を暗夜にきること。立身出世しても故郷に帰らず知人にその栄誉を知らせないことをたとえていう。漢の朱買臣は初め家が貧困をきわめたが、少しも意とせず、もっぱら読書にはげんだため、武帝に抜擢され会稽(かいけい)の太守に任ぜられた。そのとき武帝は「富貴にして故郷に帰らざるは錦を衣て夜行くが如し」といったので、得々として故郷に帰ったという。

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