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2012/11/02

威あって猛からず (205)

読み: いあってたけからず
威厳はあるが、たけだけしくない。人格者にとって必要な態度を示したもの。

いい後は悪い (206)

読み: いいあとはわるい
よいことのあった後には、悪いことがありがちである。いいことばかりで調子づいている者への戒め。

言い勝ち功名 (207)

読み: いいがちこうみょう
しゃべりまくる者が勝つ。黙っていてはよい意見も通らなくなるたとえ。

言いたい事は明日言え (208)

読み: いいたいことはあすいえ
思ったことをすぐ言わないで、一夜考えてから言えば失敗がないということ。とくに興奮しているときなど注意が必要。

唯唯諾諾 (209)

読み: いいだくだく
事の是非にかかわらず、ただ、はいはいと言って人の意見に従うこと。

言うは易く行なうは難し (210)

読み: いうはやすくおこなうはかたし
口で言うだけなら誰でも出来るが、それを実行することはむずかしいものだという意味。【参考】 Easier said than done.

家柄より芋茎 (211)

読み: いえがらよりいもがら
落ちぶれても家柄を自慢する者をあざけったことば。家柄よりも、食べられる芋茎の方が値打ちがあるという意味。

家給し人足る (212)

読み: いえきゅうしひとたる
家も人もじゅうぶんにあって、富み栄えていること。

家に杖つく頃 (213)

読み: いえにつえつくころ
五十歳のころをいう。昔、五十歳になれば屋敷内で杖をつくことが認められた。

家に無くてならぬものは上框と女房 (214)

読み: いえになくてならぬものはあがりかまちとにょうぼう
家庭には主婦がいなくてはならぬものであること。上框は上り口の床の端の横木で、これのない家はない。

家貧しくして孝子顕る (215)

読み: いえまずしくしてこうしあらわる
恵まれた家庭では子供の親孝行が目につかないが、貧乏であると、子供の孝行がはっきりとわかる。

家貧しくして良妻を思う (216)

読み: いえまずしくしてりょうさいをおもう
貧乏になると、良い妻の内助の功の必要を痛感する。

家を移して妻を忘る (217)

読み: いえをうつしてつまをわする
移転して妻を置き忘れた、うかつな人のたとえ。

烏賊の甲より年の劫 (218)

読み: いかのこうよりとしのこう
イカの甲は役に立たないが、年とった人の経験は大切なものだ。老人の忠言を軽んじてはいけない。【類句】 亀の甲より年の劫

怒りは敵と思え (219)

読み: いかりはてきとおもえ
腹を立てることは、必ず他人の怒りや恨みを招くことになる。自分を滅ぼす敵と思って怒りを慎めよという戒め。

怒りを遷さず (220)

読み: いかりをうつさず
八つ当たりをしない。怒った気持ちを関係のない者に向けるようなことはしない。

怒れる拳笑顔に当たらず (221)

読み: いかれるこぶしえがおにあたらず
怒ってふりあげたげんこつも、笑顔で応対されては打ち下ろせない。

毬栗もうちから破れる (222)

読み: いがぐりもうちからわれる
時期がくれば毬栗が自然に破れるように、人間も年頃になればひとりでに色気付くということ。

生き馬の目を抜く (223)

読み: いきうまのめをぬく
生きている馬の目玉を抜き取る、という意味から、他人を出し抜いて、すばしこく利益を得ることのたとえ。【例】 「生き馬の目を抜く行動により、会社で昇進していった」

行きがけの駄賃 (224)

読み: いきがけのだちん
何かをするついでに他のことをすること。また、そうして利益を得ること。【類句】 往きがけの駄賃