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2012/11/01

疑心暗鬼を生ず (1136)

読み: ぎしんあんきをしょうず
びくびくしていると、暗がりの中で鬼の形が見えたりする、ということから、疑いの心があると、ありもせぬことを想像して恐ろしくなる、という意味。

義は泰山より重く命は鴻毛より軽し (1171)

読み: ぎはたいざんよりおもくいのちはこうもうよりかるし
人の守るべき道は泰山よりも重く、それにくらべて命は鴻(おおとり)の羽毛より軽い。義のために命をすてることは少しもおしくないということ。

牛驥同早 (1183)

読み: ぎゅうきどうそう
足の遅い牛と千里を走る駿馬とを同じ飼い葉桶で飼うことで、人間を牛馬なみにそまつに扱うこと。また、才能のある者を愚かな者と同じに扱うことのたとえ。「早」は飼い葉桶。

牛首を懸けて馬肉を売る (1187)

読み: ぎゅうしゅをかけてばにくをうる
牛の頭を店先にかけて実際は馬肉を売ることで、名と実が伴わないこと。言うことと行なうことが違うこと。命令と実行とが一致しないことのたとえ。【類句】 羊頭を懸けて狗肉を売る

牛耳を執る (1188)

読み: ぎゅうじをとる
団体や党派などの頭となる。仲間の上に立って思うままに指図する。昔、中国の諸侯が集まって同盟を結んだとき、その同盟の中心となるものが、刀で牛の耳を切り、皆でその血をすすって誓った、という故事による。【参考】 「牛耳る」とも使う。【例】 「彼は新しいクラブを作り、そこを牛耳っている」

行儀作法が人を作る (1199)

読み: ぎょうぎさほうがひとをつくる
行儀作法が立派な人は、初めはそうでなくても、だんだん立派な人格が形成されていくものだ。【参考】 Manners make the man. の訳語。

暁天の星の如し (1208)

読み: ぎょうてんのほしのごとし
夜明け方の空に残る星。数の少ないこと、物事のまれなことのたとえ。

行徳の俎 (1209)

読み: ぎょうとくのまないた
行徳は千葉県にある町の名で、行徳では馬鹿貝がよくとれる。その町の俎は馬鹿貝ですれている。馬鹿で人擦れしていること。

玉石混淆 (1223)

読み: ぎょくせきこんこう
玉のように優れたものと、石のようにつまらないものとが混じって区別がつかない。良いものと悪いものとが入り混じって、区別がつかないこと。

玉斧を乞う (1224)

読み: ぎょくふをこう
人に詩文の添削(てんさく)を頼むこと。玉は美称で敬意を表わす。【類句】 雷斧(らいふ)を乞う / 斧正(ふせい)を乞う

魚腹に葬らる (1226)

読み: ぎょふくにほうむらる
水死すること。水死して魚の餌となる意。

漁父の利 (1227)

読み: ぎょふのり
両者が互いに争っているのにつけ込んで、第三者が骨折らずに、その利益を横取りすること。鷸(しぎ)が蚌(どぶがい)の肉を食べようとして貝にくちばしを入れると、はさまれてしまい、互いに離さず争っているうちに、漁師が来て両方とも捕らえてしまった、という話による。【参考】 「漁夫の利」と書いてあるものが多いが、原文に従えば「漁父の利」が正しい。

義理と褌は欠かされぬ (1230)

読み: ぎりとふんどしはかかされぬ
男子が常に褌をつけているように、義理は一時でも欠いてはいけない、という意味。

義理張るよりも頬張れ (1232)

読み: ぎりばるよりもほおばれ
義理を欠くまいとして無理をするよりも、自分の口に入れるくふうをしたほうがよい。よけいな義理をはってやりくりするよりも自分の利益を心がけるのがよい、という実利本位の考え。

義を見てせざるは勇なきなり (1243)

読み: ぎをみてせざるはゆうなきなり
人の道として当然行うべきことと知りながら実行しないのは、その人に勇気がないからである、という意味。