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2012/11/01

恋に上下の隔て無し (1481)

読み: こいにじょうげのへだてなし
恋愛には身分の上下による区別はない。【類句】 色に貴賤の隔て無し

鯉の滝登り (1482)

読み: こいのたきのぼり
中国の黄河の上流にある竜門の急流を登った鯉は、化して竜となる、という伝説から、人の栄達、立身出世することにいう。【参考】 登竜門

恋の山には孔子の倒れ (1483)

読み: こいのやまにはくじのたおれ
「くじ」は「こうし」の呉音。恋のためには孔子のような聖人も過失をおかすたとえ。

恋の闇 (1484)

読み: こいのやみ
恋愛をすると理性を失うことを闇にたとえた語。【類句】 恋は思案の外 / 恋は盲目

恋は曲者 (1485)

読み: こいはくせもの
恋愛は人の理性を失わせ、とんでもないことをさせるようになる。

恋は思案の外 (1486)

読み: こいはしあんのほか
思案の外は「思慮・分別の届かない所」の意味で、こと恋愛に関しては、男女の取り合わせも、その経緯も、結末も、常識で考えられる範囲外のことが起こる、ということ。

恋は盲目 (1487)

読み: こいはもうもく
恋をする人は理性を失い、分別をなくし、全く目が見えないも同然である。【参考】 Love is blind. の訳語でもある。

紅一点 (1489)

読み: こういってん
多くの男性の中に、ただ一人の女性がいること。緑の草むらの中に、ただ一輪紅い花が咲いているという意味。【例】 「彼女は工学部の中の紅一点だ」

光陰矢の如し (1490)

読み: こういんやのごとし
月日がどんどん過ぎていくのは、飛び去った矢のようであるということから、歳月のたつのは早いものだというたとえ。【参考】 「光陰」は年月・時間。「矢」は「箭」とも書く。【参考】 Time flies (like an arrow).【例】 「入社してもう二十年、まったく『光陰矢の如し』ですね」【類句】 光陰流水の如し / 光陰に関守なし

行雲流水 (1491)

読み: こううんりゅうすい
物事に執着することなく、自然のままに行動すること。空を行く雲と山を流れる水のようにきわめて自然であること。また物事にとらわれないこと。

後悔は平日の油断 (1492)

読み: こうかいいはへいじつのゆだん
後悔はふだんの油断から起こる、という意味。

後悔先に立たず (1493)

読み: こうかいさきにたたず
後でいくら後悔してもどうにもならないのだから、十分に考えた上ですべきであるということ。【参考】 「あとの後悔先に立たず」ともいう。【例】 「あのときこうすれば良かったと思っても、後悔先に立たずだ」

口角泡を飛ばす (1494)

読み: こうかくあわをとばす
つばきを飛ばすほどの勢いで、激しくまくしたてる様子。【参考】 「口角」は口のわきの意。【例】 「口角泡を飛ばして口げんかをしている」

高閣に束ぬ (1495)

読み: こうかくにつかぬ
放っておいて使用しないこと。「高閣」は、高い棚。書物などを束ねて高い棚に載せたままにしておくこと。

浩瀚 (1496)

読み: こうかん
書物の分量が多いこと。もと、広大の意。

好機逸すべからず (1497)

読み: こうきいっすべからず
よい機会は取り逃がしてはならない。

肯綮に当たる (1498)

読み: こうけいにあたる
議論が急所をついてうまく当たること。「肯」は骨についた肉、「綮」は筋と肉とがからみ合っているところ。からだの急所。

巧言令色鮮し仁 (1499)

読み: こうげんれいしょくすくなしじん
うまく言葉を飾ったり、顔色をつくろったりする者には、人の道を心得た者が少ない。心にもないことを言っておべっかを使う八方美人には、誠実な人間は少ない、という意味。【参考】 これに対しては「剛毅木訥は仁に近し」がある。

黄口 (1500)

読み: こうこう
幼い子供。また、経験の浅い未熟な者。雛鳥(ひなどり)は、くちばしが黄色いからいう。

孝行のしたい時分に親はなし (1501)

読み: こうこうしたいじぶんにおやはなし
親の元気なうちは、親孝行をしなければならないと理屈ではわかっていても、真に理解できていない。それが実感としてわかるのは、とかく親が死んでからあとのことであって、後悔する人が多いものだ、という意味。【類句】 樹静かならんと欲すれども風止まず