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2012/10/30

盲亀の浮木 (4055)

読み: もうきのふぼく
出会うことがきわめて容易でないたとえ。また、めったにない幸運にめぐりあうたとえ。大海原に住み百年に一度だけ水面に浮かび出るという盲目の亀が、海上を漂う一本の穴のあいている木に出会い、その穴にはいるという話。「盲亀の浮木、優曇華の花」と続ける。

儲けぬ前の胸算用 (4056)

読み: もうけぬまえのむなざんよう
まだ儲けないうちから、儲けた気になってあれこれと計画をたてることで、不確実な事柄に期待をかけ、それをもとにしていろいろ企てることのたとえ。【類句】 捕らぬ狸の皮算用

儲け物だ (4057)

読み: もうけものだ
全く期待していなかったのに、いい結果となり得をしたと思う様子。【例】 「勉強を全くしなかったのに、試験に合格できたのは儲け物だった」

申し分が無い (4058)

読み: もうしぶんがない
これといって非難すべき点がなく、十分満足できる様子。【例】 「今度の作品は思い通りに完成し、申し分のない出来だ」

申し訳ばかり (4059)

読み: もうしわけばかり
形だけ一応整えたという程度にしか何かをしない様子。【例】 「新しく家を建てたが、申し訳ばかりの設備しかない」

蒙塵 (4060)

読み: もうじん
天子が難を避けて、都からよそへ逃げ出すこと。天子が外出する時には、あらかじめ道を清めてから行くのであるが、急に逃げ出す時には塵を蒙る(かぶる)のでいう。

盲点を衝く (4061)

読み: もうてんをつく
当人が気付かずにいる点を攻撃する。また、その点を悪用する。【例】 「そんな手で来るなんて、盲点を衝かれたよ」

孟母三遷の教え (4062)

読み: もうぼさんせんのおしえ
子供の教育によい環境を選ぶこと。孟子の母は、初め墓地の近くに住んだが、孟子が葬式の真似をして遊ぶので、市場の近くに引っ越した。すると、商売の真似をして遊ぶので、学校のそばに引っ越した。孟子は礼儀作法など学習の真似事をするので、母は初めて安心して住居を定めたという故事。【参考】 「三」は、三回ではなく、たびたびの意。「孟母三遷」「三遷の教え」ともいう。【類句】 断機の戒め

蒙を啓く (4063)

読み: もうをひらく
無知の人々に必要な知識を与える。啓蒙する。【参考】 「蒙」は、知識がなく道理に暗いこと。【例】 「彼が書いた書は、誰でも蒙を啓けるように書かれている」

モーションをかける (4064)

読み: もーしょんをかける
相手に働きかける。特に、気のある異性の関心を引こうとして、積極的な行為に出る。【例】 「気になる人が近くに来たので、モーションをかけてみる」

燼には火がつきやすい (4065)

読み: もえぐいにはひがつきやすい
やけぼっくいには火がつきやすいということから、前にかかわりあった者は、仲たがいしたあとでも、また元のように結ばれやすい。もえぐいはその一部が炭化されているので火がつきやすい。【参考】 焼けぼっくいに火が付く

目算を立てる (4066)

読み: もくさんをたてる
何かをするに先立って全体の計画を立て、費用や時間の大体の見通しをつける。【例】 「欲しい物を買うために目算を立てたが、大幅に狂いそうだ」

藻屑となる (4067)

読み: もくずとなる
海難事故や海戦などで死ぬ。【例】 「今回の座礁事故で多くの人が海の藻屑となった」

(4068)

読み: もしものこと
万が一の出来事の意で、特に、死など好ましくない出来事。【例】 「私にもしものことがあったら、この手紙を読みなさい」

文字通り (4069)

読み: もじどおり
その文字によって表わされる言葉通りの意味で、少しの誇張もない様子。【例】 「文字通り蜂の子を散らすように人がいなくなった」

餅は粉で取れ (4070)

読み: もちはこでとれ
餅をのすときには取り粉を沢山使ってのせよ、ということで、物事をなすには無理をせず、もっとも適当な方法でやるべきだということ。

餅は餅屋 (4071)

読み: もちはもちや
餅をつくのは、道具さえあれば誰でもできそうだが、本職の餅屋がいちばんうまい、ということから、物にはそれぞれの専門家があって、素人はやはり専門家には及ばない、という意味。【参考】 「餅屋は餅屋」ともいう。【例】 「台所を業者に清掃してもらったら、やはり餅は餅屋ですごくきれいになった」

持ち物は主に似る (4072)

読み: もちものはぬしににる
持ち物を見れば、その人の人柄が想像できるということ。

沐猴にして冠す (4073)

読み: もっこうにしてかんす
野卑な人をあざける語。「沐猴」は猿。猿が着物を着て冠をつけているようだ、という意味。人君の地位につく資格のない野人ということ。【類句】 猿に烏帽子

勿体ないも卑しいから (4074)

読み: もったいないもいやしいから
落ちたご飯粒などを、もったいないといって、拾って食べるのも、本当は心が卑しいからだということ。