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2012/10/30

布衣の交わり (3606)

読み: ふいのまじわり
貴い人と賤(いや)しい人が上下の別を忘れて交際すること。名利や地位の関係などを離れた平民的な交わり。「布衣」とは、身分の低い者の衣。布製の狩衣のこと。官服でない通常の服。ここから官位のない平民のこと。

富貴天にあり (3607)

読み: ふうきてんにあり
人間が金持ちになったり、地位が高くなったりするのは、自然天から定められてあるもので、人がみだりに望んでもどうすることもできないこと。

富貴にして善をなし易く貧賤にして功をなし難し (3608)

読み: ふうきにしてぜんをなしやすくひんせんにしてこうをなしがたし
富を得て生活が楽になると、必然よい行いをしたいと思ってもすぐできるが、それが貧乏だとなかなか金銭に左右されて、物事をなしとげることがむずかしいということ。

富貴も淫する能わず貧賤も移す能わず (3609)

読み: ふうきもいんするあたわずひんせんもうつすあたわず
いかなる境遇においても堅い志を持っていることをいう。

富人来年を思い貧人眼前を思う (3610)

読み: ふうじんらいねんをおもいひんじんがんぜんをおもう
富んでいる者は余裕があるから来年のことを考え、貧しい者は日々の生活に追われて暇がなく、ただ目前のみのさしあたったことだけを思うという意味。

風声鶴唳 (3611)

読み: ふうせいかくれい
怖気がついて、ちょっとした物音にも驚き恐れること。ひすいの戦いで、東晋の軍に負けた苻堅の兵が、風の音や鶴の鳴き声を聞いても、敵が来たのだと思って逃げ出した、という故事。【類句】 水鳥の羽音に驚く

風馬牛 (3612)

読み: ふうばぎゅう
互いに無関係なこと。「風」はさかりがつく、という意。「風する馬牛も相及ばず」で、さかりがついた雌雄の牛馬は、遠く離れていても誘い合うが、それも出来ないほど、土地が遠く離れていること。

夫婦喧嘩と北風は夜凪がする (3613)

読み: ふうふげんかときたかぜはよるなぎがする
夫婦喧嘩は日中のうちだけのもので、夕方になるとおさまる。

夫婦喧嘩は犬も食わぬ (3614)

読み: ふうふげんかはいぬもくわぬ
夫婦喧嘩は、内輪のつまらない争いで、すぐ仲直りするものだから、他人がなまじ気を使って仲裁などをするほどのことはない。何でもよく食う犬でさえ、見向きもしないのだから放っておくほうがよい、という意味。

夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き (3615)

読み: ふうふげんかはびんぼうのたねまき
夫婦仲が悪いとその家はだんだん貧乏になるということ。夫婦喧嘩は犬も食わぬというが、これは貧乏からくることが多い。

夫婦は合わせ物離れ物 (3616)

読み: ふうふはあわせものはなれもの
夫婦はもとは他人だったのものが一緒になったのだから、別れることもありがちであるということ。【類句】 夫婦は他人の集まり

夫婦は二世 (3617)

読み: ふうふはにせい
夫婦のつながりはこの世だけでなく、死後の来世まで続く、という仏教の説。【参考】 「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」という。

笛吹けども踊らず (3618)

読み: ふえふけどもおどらず
人に何かをさせようといくら仕向けても、少しも応じない様子。【参考】 新約聖書マタイ伝十一章にある言葉【例】 「笛吹けども踊らずで、政府が年金納付を呼びかけても効き目がない」

付会 (3619)

読み: ふかい
こじつけること。無理に理屈をつける。ばらばらのものを無理にくっつけて一つにする、という意味。【参考】 「附会」「傅会」とも書く。【例】 牽強付会の説をなす。

不可能という言葉は我が辞書にはあらず (3620)

読み: ふかのうということばはわがじしょにはあらず
どんな事でも、出来ないということはない。どんな事でも必ず出来る。【参考】 ナポレオンが言った言葉として有名。

不刊の書 (3621)

読み: ふかんのしょ
「刊」は削るで、「不刊」は滅びないの意で、後世まで長く伝わる書物のことをいう。

不義は御家の法度 (3622)

読み: ふぎはおいえのはっと
男女の密通は厳禁であること。昔、封建時代、武家の使用人同士が密会することで、これが露見すれば手打ちになった。

俯仰天地に愧じず (3623)

読み: ふぎょうてんちにはじず
自分に少しもやましいところがない。公明正大なこと。上を向いて天の神に対し、下を向いて地上の人々に対し、少しも恥じるところがない。【類句】 仰いで天に愧じず

吹く風枝を鳴らさず (3624)

読み: ふくかぜえだをならさず
吹く風も静かで木の枝も動かない、ということから、世の中がよく治まっていて太平無事なことをいう。

腹心 (3625)

読み: ふくしん
深く信頼できる人。腹となり胸(こころ)となる者の意。【例】 「万事腹心の部下に相談して決定する」