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2012/10/30

平気の平左 (3705)

読み: へいきのへいざ
どんなことに出会っても全く平気で、少しも同じない様子。【参考】 「平気の平左衛門」の略。「平気」の「平」にごろを合わせて「平左衛門」と擬人化したもの。【例】 「あれだけ怒られた後なのに、平気の平左で笑っている」

平家を滅ぼす者は平家なり (3706)

読み: へいけをほろぼすものはへいけなり
平家は、自分の悪行のために滅びたことから、転じて、自分を滅ぼす原因は、けっきょく自分から出るものであるという意。自業自得のたとえをいう。

平行線をたどる (3707)

読み: へいこうせんをたどる
双方の意見が一致しないままの状態が続く。【例】 「どちらかが妥協しない限り、このまま平行線をたどることになるぞ」

平地に波瀾を起こす (3709)

読み: へいちにはらんをおこす
穏やかなところに、わざわざもめ事を起こす。平らかなところに、波を立てる、という意味。【参考】 「平地に波風を起こす」ともいう。

兵強ければ則ち滅ぶ (3710)

読み: へいつよければすなわちほろぶ
兵力があまり強いとそれに頼って横車を押すようになるため、ついには国を滅ぼすような結果になるということ。

丙丁に付す (3711)

読み: へいていにふす
焼き捨てる。火中に入れる。十干の「丙」は、ひのえ、「丁」は、ひのと。ともに五行で火に配当するから、火の意味となり、他人に見られては困る手紙や書類を焼くことをいう。

兵に常勢無し (3712)

読み: へいにじょうせいなし
[孫子(虚実)]兵を用いるには、敵状を察し、機に臨み変に応ずべきもので、あらかじめ一定の状勢を定めてかかるべきものではない、という意味。

兵は詭道なり (3713)

読み: へいはきどうなり
「詭道」は正しくない方法。戦争においては、正当な方法、手段だけではなく、いろいろの奇計を用いるのが常である。

兵は凶器 (3714)

読み: へいはきょうき
「兵」は武器、という意で、武器というものは人を殺傷する悪い道具である、ということから、戦争は悪いことである、という意味。

兵は神速を貴ぶ (3715)

読み: へいはしんそくをたっとぶ
軍隊を動かすのには、素早くやるのをよしとする、ということから、すべて迅速・機敏であることが大切である、という意味。

兵は猶火のごとし (3716)

読み: へいはなおひのごとし
戦争はちょうど火事のようなものである。小火のうちに早く消しとめないと一大事である。

兵を挙げる (3717)

読み: へいをあげる
反乱や革命などのために軍隊を組織して軍事行動を起こす。【例】 「源頼朝は1180年に平氏追討の兵を挙げた」

辟易 (3718)

読み: へきえき
勢いに押されて、しりごみすること。「辟」は避ける、「易」は場所を変える、の意で、元々は、相手を恐れて道をあけて避けること。【例】 「彼の剣幕にはいささか辟易した」

へそで茶を沸かす (3720)

読み: へそでちゃをわかす
ひどくばかげていたり子供じみていたりする言動に対して、おかしくてたまらないと思う様子。【参考】 「へそが茶を沸かす」ともいう。【例】 「政治なんて全く分らないのに総理大臣になりたいなんて、へそで茶を沸かすようなものだ」

下手があるので上手が知れる (3721)

読み: へたがあるのでじょうずがしれる
物事はすべて比較するものがあってこそ上手・下手、巧拙(こうせつ)が明らかになる。下手もなければならないとなぐさめた言葉。

下手がかえって上手 (3722)

読み: へたがかえってじょうず
下手な者は仕事をていねいにするから、仕上げはかえって上手だということ。

下手な鍛冶屋も一度は名剣 (3723)

読み: へたなかじやもいちどはめいけん
沢山の中には、まぐれでよい物もできるということ。

下手な大工で飲み一丁 (3724)

読み: へたなだいくでのみいちょう
酒を飲むだけが芸で、他に何も取り柄がない、ということ。「鑿(のみ)」を「飲み」にかけたしゃれ。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たる (3725)

読み: へたなてっぽうもかずうちゃあたる
下手な鉄砲うちでも、何発も撃っているうちには命中する。沢山のうちには、まぐれ当たりもある、という意味。

下手の考え休むに似たり (3726)

読み: へたのかんがえやすむににたり
よい考えも出ない人が、どんなに時間を掛けて考えても、ただ時間を掛けるだけで何の効果も上がらないことから、まるで休んでいるのも同然だ、という意味。