ことわざ辞典
2012/10/31
虎の威を仮る狐 (2887)
読み: とらのいをかるきつね
有力者の権勢をかさに着て威張る者のたとえ。虎が多くのけものを捕らえて食べ、ある時、狐を捕まえた。狐は虎に「天の神が私を百獣の長にしたのである。だから私を食べると天の神の命令に背くことになりますよ。うそだと思ったら、私のあとについて来て見てごらんなさい。百獣は私を見てみな逃げますよ」と言った。虎が狐のあとについて行くと、けものたちはみな逃げて行った。虎は、けものたちが自分を恐れて逃げたのには気づかず、狐を恐れたものと思った、という故事による。
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